新築とリフォームのノウハウが全く違う理由

こんにちは、こあいざわです。

巷では新築戸建て、マンションの広告があふれていますね。

魅力的な画像やイメージによって夢見る事もありますよね。

いつかはこんなところに住みたい、

こんなきれいなお家の主になりたいと思うでしょう。

はい、それはそれで素晴らしい事なのですが、

それとは別に「新築だと思い通りの家にならない」

とか、「身内から譲り受けた家で住まなくてはならない」

「予算が厳しいのでとりあえず中古住宅をリフォームして住みたい」

「家族の関係でどうしても新築には住めない」

などなど、

リフォームを主体として考えることもあると思います。

先の広告でも端っこやら裏の方に

「リフォームもやってます!」

なんて文言があるのを見たことがあると思いますが…

はっきり言います!

「新築」と「リフォーム」は

持つべきノウハウが全く違うのです!

新築はゼロから作り上げるもの、

対してリフォームは元々あるものに合わせるものなわけで、

ここからでも全然違うのが容易にわかると思いますね。

以前投稿した

「築30~40年の家(マンション)は気を付けて」

に書きましたが、

建築された年も諸条件もバラバラな家を

リフォームするわけですから、

10件あったら10通りのノウハウが必要なのです。

しかし現状の新築一戸建て(マンション)の場合は

どうかと言いますと、

ある程度作業が均一化された中で職人も現場監督も動いています。

ハウスメーカーがよくやる一つの敷地内にほぼ同じ形の住宅を

作るやり方は効率化という点では非常に良いし、

管理もしやすいので良いやり方だとは思います。

ですが、リフォーム「も」やりますと、「も」となると

どうなんでしょう。

昔、その会社で新築されたお客様が

リフォームを依頼してくることはあるでしょう。

この場合は自社でやった工事ですから、

当時の資料もあるでしょうし、

全くの手さぐりでは無いはずですよね。

ある程度までは。

 

 

また、それとは別に

例えば今はどこの現場も人手不足です。

ただし、一年中かというと、そうでも無いようで、

職人の全てがというわけでは無いですが、

仕事が空く事を極端に恐れる人もいて、

その埋め合わせに何とかしてリフォーム工事を請けるといった

会社もあるようです。

そこで問題なのですが、新築メインの会社は、

合間にリフォーム工事を請けるとどうでしょう?

先程どこの現場も人手不足とは言いましたが、

「新築要員」「リフォーム要因」とはっきりと分けられる程

人員が潤沢な会社なんて恐らく無いでしょう。

ということは普段は新築工事をしている職人や現場監督が

リフォームをという事になるわけで、

果たして十分な対応が出来るのでしょうか?

もう一度言いますよ、

新築とリフォームはノウハウが全く違うのです。

均一化された作業になれた者が

リフォーム現場で逐一起こる問題に対応できると思いますか?

困った挙句に無理やり…

なんて想像もしたくないことが実際現場では起きているのです。

 

彼らが悪いとは言いません、

対応力の著しく乏しい者をリフォームの現場に入れる会社が

問題なのです。

 

あなたはそれを「しょうがない」で済ませられますか?

 

お客様はそんな事情も知らないのですから、

名の通った〇〇会社さんがやってくれたという事で手放しで

信用してしまうわけです。

目に見える所はきれいなシステムキッチン、トイレ、

システムバスといった「商品」ですよ、

商品はメーカーが保証してるものだし安心感とか満足感はあるでしょう。

当然見えない箇所もきちんとやってくれたと思いますよね、

ところがそうでは無いことが私の経験からして「多いな~」

と実感してます。

やはりどの業種も「専門性」というものがあり、

得意なものに対しては素晴らしい仕事をしてくれる

(ハズ?)ものですから、

「新築」も「リフォーム」もなんて広告出してる会社は

本当に対応力あるのか?…

なんて判断は一般ではまずできないでしょう…

だったらそこはやっぱり分けて考えるべきじゃないですか?

私が口酸っぱく言ってる事ですが、

失敗したくなかったら絶対に一人で考えない、

結論出さないで専門家にどんどん相談する。

意外な答えが待ってるかもしれないし、

考えるだけ無駄なことも多いですから。

 

今日はここまで

ありがとうございました。

 

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