月別アーカイブ: 2017年9月

キッチンに求めるものは結局○○〇〇でしょ!

 

 

 

こんにちは、こあいざわです。

今回はキッチンのお話しです。

 

キッチンリフォームする際、なにがきっかけだったか

聞くようにしています。

① 水漏れ

② キャビネットの傷み(底抜け、扉が外れたとか)

③ コンロが壊れたついでに

④ 換気扇が壊れたついでに

⑤ 汚すぎてもう掃除したくない

⑥ 中古住宅購入したので

とまあ、いくつも理由は出てきます。

じゃ新しいキッチンに何を求めます?

という質問をしてみたところ

① 掃除のしやすさ

② 収納の使いやすさ(出し入れしやすい)

③ 清潔感(抗菌、「G」が出にくい)

といったお答えを頂きます。

 

私自身、毎日キッチンには立ちますのでこのような答えは

想定しています。

確かに油、焦げの汚れはかなりきついです。

正直なところ

油と焦げのこびりついたキッチンなんて掃除したくありません。

それでも仕事柄、分解して外で大胆に掃除することは

あるのですが…

これを一般のご家庭でやるのはね…

お掃除専門の業者さんもいますけど、一番時間がかかるそうで

料金もそれなりにかかります。

 

システムキッチンがどんなに進化しようと、便利になろうと

油と火を使う所なのでこの汚れは避けられません。

 

清潔感…

確かにそうなんですけども

ここは割り切って

汚れと共にキッチンは消耗品と考えた方がいいかもしれません。

 

いま、私が言いたいのは

 

もっと重要な事、あると思いません?ということ。

 

これはキッチンに立つ機会が多ければ多い方ほど

求めること

それは

調理のスピード

後片付けのスピード

しかも無理なく。

じゃないですか?

毎日の事だし、ここにはあまり時間をかけたくない

って思いますよね。

いや、あなたが好きでやってるなら別かも…

 

どうせリフォームするなら

動線がスムーズで、効率良く

無理のない姿勢でササッと調理出来ればいいですよね?

なおかつ、後片付けも例えば大きな鍋が洗いやすいとか

しまいやすい収納だったらどうでしょう?

 

ね、結局求めるのは作業のスピードなんです。

 

なのですが、キッチンって

なぜかある一定のパターンがある様で

あなた、もしかして他人の考えたパターンに合わせて

キッチン使っていませんか?

マンションなんて、シンク左右の違いこそあれ、

ほとんど一緒ですもんね。

 

建て売り住宅もしかり。

何百所帯の人全部が予め作られたパターンに合わせているんです。

それっておかしいと思いませんか??

一度あなたの動きを意識してみましょう。

その上で一からシステムを考えた方が良いです。

もしかしたらそのせいで、長年肩こりだったり、腰痛が治らない

なんてこともあるでしょう。

 

良くないのは今のキッチンに合わせるだけっていうもの。

本音言うと

私達業者はその方が簡単なんですけどね。

 

いやいやそうではなくて、

 

想像だけではなく、ショールームにどんどん足を運びましょう。

あなたにとって使いやすいキッチンが、

今のとは全然違うものかもしれませんよ。

 

ありがとうございました。

 

 

 

トイレのインテリアにこだわるのは変ですか?

 

 

こんにちは、こあいざわです。

「インテリア」というと

リビングだったり、寝室だったり、とかく「部屋」を指す

様に取られがちですが、

居室以外の玄関、廊下、洗面脱衣所、トイレなどに

こだわりを持つ方は非常に少ない気がします。

 

内装の仕様を決めるとき、いつもお客様と一緒に決めるようにしています。

決める順番は大体決まっていて、

① リビング壁(キッチンも共通になる場合が多い)

② 寝室壁

③ 玄関、廊下壁

④ 洗面所壁

⑤ トイレ壁

⑥ 天井(共通になることが多い)

の順番ですね。しかもほとんどの方がリビング~各部屋の仕様を決めたら

あとは何となく~と惰性で決めている傾向があります。

 

優先順位といったらやっぱり普段長く居る所を先に決めますよね。

 

だけど

洗面所やトイレにこそもっと凝ってほしいなって正直思います。

なぜかというと

 

リフォームが完成すると最初に仕様決めた順番と注意する所が

逆転するからなんです。

もっと言いますと、一番先に決めたリビングは

「あ~きれいになったね、明るくなったね」

位にしか感じないのですが…

トイレはどうでしょう。

腰を下ろしてじっくり観察するように見てませんか?

家族がいる場合、トイレ以外は主観以外に色んな雑音(失礼)

が入ってきます。

トイレや洗面所は基本一人でいるものです。

トイレは唯一自分の主観だけで「この空間は…」と感じられる

場所です。

あなたは「トイレだけが落ち着ける場所」って思いませんか?

もしそう思うなら

落ち着ける場所をもっとリラックスできるよう変えたいと思いませんか?

それは芳香剤や装飾品でも出来るかと思いますが

 

トイレにだって「インテリア」を持ち込んでいいんじゃないですか?

 

これは提案した際、トイレをインテリアとして考えてくださったお客様の

一例です。普通のトイレより一味も二味も違うと思います。

まずはサロンさんの例。

ビフォーから

 

貸しテナントということでごく普通のトイレですね。

洗浄便座もありません。

ただ、女性が多く利用するお店なので使い古しは気持ち悪い、

手洗いも別に欲しいということで

ということで、下記の様にリフォーム。

手洗い、紙巻き器、カウンターがセットになった

パナソニックの「アラウーノ」です。

クロスはサンゲツの消臭効果のあるもの。

床は汚れや傷のつきにくいフロアタイルを採用。

 

次はマンションの場合

ビフォーです。新しいので違和感はないのですが、

真っ白な壁ではちょっと…

ということで下記の様になりました。

 

こちらは前回、タワーマンションのリフォームでご紹介した

和風にこだわったトイレ。クロスもさることながら

器具の形状、照明の色にまでとことんこだわりました。

 

次はオフィスの場合

こちらは古いビルの貸事務所です。

これが…

 

こんな風に変わります。

石目調を基調にコーディネート。

天井、壁はこんな柄のクロスがあるので手軽です。

床&腰壁には同じフロアタイルを施工。

簡単に拭き取れます。

おしゃれだけど男前な感じでカッコいいです。

 

 

 

そして、こちらはイタリアンレストランのトイレになります。

ビフォー。

 

またまたありがちのテナントにあるトイレですね~。

しかも和式、お店の雰囲気にはどうしても馴染めません。

 

 

 

それをこんな風に変更。

予算の関係上、腰下のみのリフォームでしたが、

雰囲気は十分出せてると思います。

 

どうですか?

トイレだってインテリアにこだわれば素敵な空間に

なりますね。

 

内装屋ならではのアイデアで予算に合った中で

壁、天井、床と合わせて器具もコーディネートしましょう。

あなたのお家にピッタリのトイレ、提案させて頂きます。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下請工事はやりません

 

こんにちは、こあいざわです。

 

タイトルにある通り

私は原則下請工事はやりません。

それにはある理由があります。

 

HPからお問合せ頂くお客様には、

多少ながら業者の方がおられます。

その全ての方がそうだとは言いませんが、

非常にがっかりさせられる事が多いのです…

 

まあ、仕組みからして仕方ない事なのですが

彼らはネットを使って

「何をする業者か」よりも「いくらでする業者なのか」

を探すのです。

単なる職人を探すのにインターネットを使うのです。

 

今、職人を探して、たまたまこちらのブログに来られた方に

物申します。

 

優れた職人を探すならともかく

安い職人を探してるんですよね?

おかしくないですか?

 

今、建設系の職人のほとんどがHPはおろかブログさえやっていません。

仮にやっていたとしても

あなた方の目に留まるところまで来ないでしょう。

つまり、お望み通りの安い職人を探したいなら

涼しい部屋でネットなんかで探してないで

どんどん足で探してくださいな。

現場で直接スカウトでもしてください。

 

HPを上げるには余程のスキルが無い限り投資をする必要があります。

私がなぜそれをするか?

あなたに「何をする業者、職人なのか」を解ってほしいからです。

そこを理解してもらうと

 

工事が終わった時にお客様の笑顔が見れます。

感謝のお言葉を頂けます。

 

それだけ?

 

それだけでいいんです。

 

安くやる職人をアピールするならブログなんて書かずに

不動産、ゼネコン、工務店とかに飛び込んで

さっさと下請けに入っちまいまった方が早いです。

彼らは人並みの技術でいいから誰よりも安い職人をいつも探してますから。

 

独立したばかりの頃、以前は私もそんな失敗営業をしておりました。

でも、それをやってしまうと

笑顔はありません。

不満をぶつけられます。

クレームが当たり前のようにつけられます。

忙しいばかりで儲からず、充実感もありません。

当然、楽しくなんかありません。

お客様と「ここをこうしたい、ああしたい」という話を聞くのが

私は大好きです。

フロントに付かないとその話が聞けませんし、イメージ通りに叶えてあげる

事もできません。

 

別の人間が聞いた内容がうまく伝わらず、お客様の思いとは程遠い

イメージになったまま、軌道修正できずにリフォーム終了、なんて事も

ありました。

その時のお客様の残念な顔といったら…

職人としてその場に立つのはとても辛いです。

だからお客様と直接話せる立場でいたいのです。

お客様だって出来れば職人と話したいんです。

 

「お客さんと話すのが苦手で」という職人によく会います。

でも

その割に仲間とは大声で話すおかしな人たち…

いや、その元気があればもっと気持ちを汲み取ったらどうなの?

苦手なのは仕方ないとしてもお客様からどう見られてるか

すこしは意識した方がいいんじゃないですか?

職人のここから先は次の回でお話ししますが、

リフォームをまるで住人目線で見ていない輩が多すぎます。

だからお客様とたくさん話して同じ目線に立ってから

工事の提案をします。

下請けだったらこれが出来ません。

ただ、気心知れた取引先みたいに例外もありますよ。

だけど会ったこともない人からは

原則」下請け工事はやりません。

 

ネットで下請けを探してるあなた、さっさと表に出かけて

職人とコミニュケ―ションとる様にしてください。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理想は○○!実現するのがプロ

 

こんにちは、こあいざわです。

リフォームを考える上であなたは何を求めますか?

と言われても、そんな漠然とした質問には答えられません。

直したい箇所、予算の問題もありますので、

難しいですね。

 

でも、リフォームする箇所に共通して言えることなんですが

私が気を付けている事、それが

 

「違和感のない自然体のリフォーム」

 

ということです。

 

古い家やマンションを直すとどうしてもそういった箇所が

忘れられてしまいがちです。

 

例えば、水が流れにくいといったトラブルの場合、

給排水管が細すぎることがあり、

根本から直すなら

管を太くすることで解決はしますが、むき出しのままの配管だったり、

床の段差が出来てしまったり、「直すことだけ」に特化したなら

不自然なリフォームになりがちです。

 

これを「しょうがない」とするか?

「そのやり方しかない」とするか?

最終的な裁量は施主様に委ねられますが、判断するにしても

専門的な知識のない施主様にそれは非常に難しいことですよね。

 

だから

「ここはもっとこうしてあげたい」と

想いのある業者でないと自然体リフォームなんて出来ません。

こう言うと料金次第だというバカな奴も出てきます。

きれいごとかもしれませんが

「気持ち」

これしかありません。

自然素材?環境にやさしい?職人のマナーが良い?

そりゃあどれも大事でしょう、

会社のスローガンとか営業トークレベルだったらこういうの

聞いたことありますよね?

 

そんなことどうでもいいです。

あなたが小手先の甘い言葉に騙されるような人なら

この先読んでもらっても何も解ってもらえないでしょう。

 

大事なのは

担当者が

番頭が

現場の職人が そこまで考えてやってるか?

ということ。

これは「教育されたから」とかじゃないんですよ~。

教育されてもリフォームって同じものは一つも無いわけですし。

もう、どう判断するかは

経験値と生まれつきの性格?だけじゃないですか?

あとは「本当に好きでやっているか?」です。

 

リフォームを進めていくうえで

確かに「しょうがない」部分はあります。

これが業者によって「しょうがない」のハードルが

異常に低い人たちが多いのは事実です。

業者からすれば

そう判断しちゃった方が楽ですもん。

でも

その判断が正しいかどうかを別として

「しょうがない」判断をされた施主様は

この先も何年、何十年と住み続ける訳です。

そこで考えます。お客様にとって、本当に良い判断だったのか?

面倒くさい、予算がないから、工期が無いからといって

その場しのぎの工事をしてしまってないか?

それを「しょうがない」で済ましてしまっては

あまりにお客様がかわいそうです。

私も普通の教育を受けてきたので、「面倒だな」って思う箇所は

ありますよ。でもその気持ちのままじゃ仕事はしません。

一旦立ち止まって… 今できる中でベストな方法を探ります。

毎回それを行っているとそれが当たり前の行動になります。

リフォームが終わって、何か月に一度か訪問すると

「やっぱりあの時面倒がらずにやっておいて良かった」って思えるし、

お客様も温かく迎えてくれます。

 

仕事をさせてもらってお客様に恨まれるのは一番つらいことですから。

 

ありがとうございました。

 

 

 

リフォーム最適な時期、3つの理由

 

 

こんにちは、こあいざわです。

9月になってすっかり涼しくなりましたね。

お客様から「リフォームっていつ頃するのがいいんですか?」

と聞かれることが時々あります。

その時は「必要ならばその時です」という様に

お答えしておりますが…

 

本音を言いますと…

 

それほど緊急性が無ければ、暖かくもなく、寒くもない

今の時期ってリフォームするには最適な時期だといえます。

具体的には3~5月、9~11月あたりですね。

 

なぜかというと

理由は3つ

① 資材のストレスが少ない

暑すぎるとクロスなどの仕上げ材は糊が乾きやすい為に

接着不良になる事があります。何より糊を付けてから

オープンタイムといってしばらく時間を置く事によって

クロスを伸ばしてやることが必要なんです。

これを怠るとあとで目開きやふくれが出来ることが

あります。

なので夏場は乾かないように糊の濃度を変えたり

工夫をしているわけですが、

それでも無理はありますね。

逆に冬場だと糊のなじみが悪いので時間をかけて

施工する事になります。

他にもフローリングなどの木材は反りやすかったり、

収まりがあまりいいとは言えない場合があります。

無理やりだと床鳴りの原因になりますから、慎重に

なります。木材は温度によって伸縮がありますので、

暑すぎたり、寒すぎたりしない時期が最適です。

 

② 職人の負担が少ない

夏場はこまめに水分補給しないと熱中症の原因になります。

仕方のない事ですが、休む時間が多くなります。

工期も長くなりがちです。

沢山汗をかくと疲れやすくなります。

判断力が鈍ります。

汗で資材を汚してしまう事もよくあります。

施主様にもあまり良い印象は与えませんね。

怠けてるように見える様で…

以前、激しくどやされた?事がありましたが

機械では無く、人間が工事してるのでご理解頂きたいのですが…

 

 

③ 環境によるお客様の負担が少ない

住宅での工事の場合、ほこりがでるので

窓や、玄関ドアを開けっぱなしにしていることが

よくあります。

夏場は冷房かけられないし、冬場も暖房効きません。

部屋にこもるなどしないと結構辛いですね。

 

今が良い理由は他にもいろいろありますが、

人、材料、環境全てに優しい時期なら

よりきれいで確実なリフォームが可能になりますよ。

今の時期こそおすすめです。

 

 

ありがとうございました。

 

クロス貼替を考える3つの動機

 

こんにちは、こあいざわです。

今日はクロス(壁紙)の貼り替え時期についてお話しします。

 

小さな子やペットが居たり、ヘビースモーカーのお宅だと

壁は汚れやすいもので、新築から10年位すると

「ちょっと汚れてきたね」という感じで

気にはなってきますね。

だけどそれで家がどうにかなるわけでは無いし、

健康不安もありません。

ま、特に何も損が無いわけです。

「じゃ貼り替えなんて必要ないね」

はい、おしまい。

 

じゃなくて、そんな状況でも「貼り替えなくっちゃ!」って

思うときがありますよっていうのが言いたいんです。

 

私は「貼り替えしませんか?」っておすすめする立場ですが

ここではお客様ご自身が「なんとかしなきゃ」って

行動する時はいつなのか?

ご依頼いただく「3つの動機」をご紹介します。

 

私がお客様の部屋を見せて頂く際に、時々

「壁紙って何年毎に貼り替えるの?」

と聞かれることがありまして、その時は正直に「汚れたな、傷んできたな

と思ったらでいいんじゃないですか?」とお答えしています。

だってそんな律儀に「10年経ったから貼り替えね」なんて言われる方

会ったことありませんから。

 

ただ、ここからが本題なんですけど、

今の住宅って昔の様にたくさんお客さんが出入りすることは

あまりありませんよね。

それこそ盆と正月は親戚一同が集まって…てなことも無いかな?

昔は親戚でも集まるときは掃除に加えて障子を張り替えたり、

まれに畳の表替えくらいはしてたかと思います。

やっぱり身内とはいえ、外からくる人には「ウチはいつもきれいだよ」

って少しでもいいところを見せたいわけです。

今の時代、どんな時がそういう気持ちになるのか?

先程「3つ」と書きましたが

2つと1つ」といった方がいいかもしれません。

 

前置きが長くなりましたが…

私がお聞きした中で特に多い、クロスを貼り替えたくなる動機です。

 

その① 家庭訪問

やっぱり子供の担任が来るからにはいいところを見せたい!

普段口にしないようなお茶やお菓子をこれまた特別な器で

お出しする、そこに汚れたり破れたままの壁では格好つきません。

「後で子供を見る担任の目が違うんじゃないか?」

「壁が汚れてたらいずれ遊びに来るであろう友達からもイジメの原因…

いや、それは考えすぎ?」

なんて心配をして、「先生をお通しする玄関、廊下とリビングだけ

貼り替えたいんです」と言われます。

 

その② 子供が結婚相手を連れてくる

結婚相手が初めて家を見たときドン引きされたらどうしよう~

傷んだ壁が原因でせっかくの縁談が破談にでもなったら…

これはさっきの先生よりも緊張するかもしれませんね。

心配性の親御さんはやっぱり「玄関廊下とリビングだけは

きれいにしとかないとね」とクロス貼り替えをご依頼。

「いや、待てよ。ドア開けたとき、ギ~ってなったら恥ずかしいぞ、

お化け屋敷に入るんじゃないんだからな、

かっこいいドアに、しかも威厳ありそうなのがいいな」

で、ドアも交換。

これで安心かと思いきや、

「緊張しすぎてトイレ貸してって言われたら、あ~っっっ」

トイレリフォーム。

「酔って泊まって行くなんてなったらお風呂も?」

ユニットバス交換。

かくして一階はフルリフォーム、なんてことに…

 

いや、これは冗談ですよ。

将来を決めた仲なら最初からかっこなんてつけちゃダメですよね。

気持ちはわかりますけど。

お客さんじゃないんだから、リフォームするなら

ありのままを見てもらってからでも遅くないと思います。

 

その③ ご主人(奥様)が亡くなった後

これですね、先の2つとはちょっと動機が違います。

二つタイプがありまして

「思い出はそのままに、部屋をきれいにして遺影を置いてあげたい

リフォームすると悲しい気持ちも癒えるような気がして」

という方と

「今まで我慢をず~っとしてきたんだ!自分の家だからと部屋で

タバコ吸っては汚す、酒と趣味にはお金かけるのに

家のリフォームなんて何より後回しにする人だった。

わたしはきれいな住みたいの!引越しするのも大変だから

遺産でぜーんぶ取り替えてやる」

とまあ、こんな方もいらっしゃいます。

先の2つと違って

人からどう見られたいかっていうより、これからの人生が

気持ちよく過ごせるように自分の為にリフォームします。

 

あ、でも、これって

結局みんなが通る道なのかもしれませんね。

人の為、自分の為、どっちでも

リフォームは人を元気にさせます。

だから、上の3つに当てはまらなくても、

クロスは貼り替えてみましょう。

占いとか風水の類ではありませんが、リフォーム後しばらくして

訪問すると、みなさんとても元気になってますね。

それではまた。

 

ありがとうございました。