営繕-成功のポイント

こんにちは、こあいざわです。

今回もまたまたニッチな話題です。

「営繕」ということですが、最近あんまり聞かないような気がします。

要するに補修がメインの工事ですが、内装リフォーム屋にとっては非常に身近なものなんですね。とかくリフォームというと「○○の交換」なんてのが主流ではありますが、お客様からの本音を聞くと「補修程度の依頼でも全交換しか提案されないのはちょっと…」と言いたいケースもあるようです。

ま、業者の立場からすればなるべく大がかりな工事を取りたいってのが本音としてはありますが、設備器具などは新しい方がメンテナンスも楽ですし、急なトラブルは起きにくいから「思い切ってここまで変えちゃいましょう」と提案するのはお客様の事を思うと悪い事では無いと思います。

そんな中でもやっぱり安く抑えたい、出費は最小限に抑えたいというお客様はいらっしゃいます、営繕工事程度ならプロに依頼すると敷居が高いイメージがあるので、最近は便利屋さんなどに依頼しているケースもあるようです。

詳しく話すと長くなってしまいますので、営繕の成功ポイントだけに絞って言います。

扉など

まず、可動部分、ドアヒンジや床下点検口などの力のかかる場所ですね、ヒンジはビスが緩くなってぐらついている、金具が錆びて破断しかかっているということが多いですね、水回りによくある症状ですが、金具は新品に変える、ビスを少し大きめのしっかりしたものに変えることで大体は直りますが、扉本体の材質によっても寿命はだいぶ変わってきます。無垢の木やベニヤでしたらよいのですが、最近はコストを抑えるため「パーティクルボード」や「MDF」といった材質の扉が主流です。これは木くずを固めた様な材料で、穴に力がかかり続けると大きくなってグズグズの状態になってしまいますし、水がかかると吸い込みやすく、膨らんでしまうといった少し気を付けなければいけない材料です。傷みがひどかったら交換と行きたいところですが、今回はあくまで営繕に絞った内容ですので、強度に心配がある様でしたら、材にビスを打つということは止めて、プレートにボルト+ナットで止める方法が一番かなと思います。

床下点検口のフタ

床下点検口の問題は、フタの強度が落ちて踏むと沈んでしまう事。そのままにして置いたら抜けて危険ですので、早めの対処をしましょう。フタの材質はほとんどの場合合板です。薄いベニヤを何層にも貼り合わせたのが合板なのですが、貼り合わせの接着が剥がれると途端に強度が無くなってしまいます。仕上げ材がうまく剥がせるなら合板だけ交換、難しい様なら見た目はおかしくなってしまいますが近い色で仕上げ材ごと交換になります。

水道配管など

その他の場所で言うと、配管からの水漏れですね。ジョイント部分からの水漏れが多いかと思いますが、錆びてるところをそのまま絞めなおしても錆びに引っ掛かりがあるため、トルクがかかっていてもきちんとしまっていない場合があります。圧がそれほどかからない箇所でもゴムパッキンを全部新品に交換するのは当然ですがそれだけでは足りず、ワイヤーブラシやサンドペーパーなどで錆びを取り除いてから、ごく薄くオイルを塗って絞めると大概はきちんと締まりますので直ります。必要に応じてシールテープを併用することもあります。気を付けなければいけないのは、管に無理な力を加えないこと。まっすぐにつなげられない形、パッキンの当たる部分がガタガタになっていたら交換するしかありません。

スイッチ、コンセント

スイッチがグラグラしてませんか?コンセントが割れていませんか?もしそんな状態なら火事に繋がりますし、感電の危険もありますのですぐに交換しましょう、スイッチやコンセントの器具は数百円~で安いですから迷うことはありませんね。交換する場所のブレーカーを切ってから交換すればショートの心配もありません。

ただし、交換は有資格者にお願いしてください。

越谷のリフォームなら永純創工へ。
ここまで「営繕-成功のポイント」について、実際の施工実績をもとにご紹介してきました。より詳しく知りたい方、お問い合わせ等ある方は、永純創工へお気軽にどうぞ。
越谷でリフォームするなら永純創工

ありがとうございました。

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