2種類のリフォーム

本日もご覧いただきありがとうございます。

様々なお宅でリフォーム工事をさせて頂いておりますが

新築から10年~20数年経って

規模は様々ですが

最近気になることが良くあります。

① 初めてのリフォーム

② 他社で一度リフォームされた所

 

①は新築の際、きちんと管理されてましたでしょう、さほど大きな問題

になることは少ないですが、

何かをし忘れた箇所は時々見つけます。

なかなかそこまでは管理は行き届かないかも…と思いますが。

よくあるのが、部材を仮止めのまま仕上げてあったり

クロスを貼ってしまうとコンセントの穴位置が分からなくなって

そのまま次の貼り替え時期までそこにコンセントがあるのが気が付かな

いなんてことがありました。

部材の仮止めは重量がかからないとそのままやり過ごしてしまう事も

よくあるようで、やっぱり次のリフォームの際、きちんと固定する

事になります。(関係ないからとやらない業者もいるようです)

マンションでよくあるのが、床下にゴミを入れたまま仕上げられている

ことです。

たくさんの部屋をまわるわけですから、いちいちゴミを持って歩くこと

が面倒なんでしょう、蓋をしてしまえばわからないだろうと…

でもそれを知らずに購入するお客様はたまったもんじゃありません。

 

和室を洋間に変更するとか、洗濯機の防水パンを外した時には

見つけてしまいますね…

もちろん、すべてきれいにしてから工事しますよ。

木くずだって一切落としません。

以前は缶コーヒーのプルタブが外れるものでしたので、

よく落ちてました。

②は一度リフォームをした業者がお粗末な工事をしていたせいで、

その手直しをしてからでないと本来の工事に入れない

なんてことがあります。

分野が専門的すぎる業者

「水回り専門」「外装専門」「サッシ専門」などおりますが、

私は内装が主ですので「水回り専門」業者がやった工事には

泣かされることが多いものです。

つまり、ユニットバス、トイレなどの交換は

「大工」が入らないといけない部分があって、

そこをケチって素人工事をします。

彼らはやみくもに床を切って、

下地をきちんと組まない状態で仕上げてしまいます。

どうなるかといえば

「床鳴り」がひどくなる、床が沈むなんてこともあったり、

壁の補修もいい加減だと、後でくっきりとヒビが入ってしまいます。

私も現調の際に気を付けて見ますが、前の業者がやらかしたミスを

直すのに本来のリフォーム工事以上の手間がかかってしまう場合

以外はほとんど無償で直しております。

 

ま、お客様には罪はありませんからね。

 

「それだけいい加減に工事したということは

相当安く請けたんだろうな…」

って業者には思いますがね。

それをやった職人にも言い分はあるでしょう、

【「会社の方針で」出来ないのにそうやらざるを得なかった】

と責任を押し付けあうのでしょう。

「クソ」です。こんな業者。

少しくらいの手間を惜しむからそうなるのであって

会社の方針だの監督のせいだのグダグダ言ってるうちに出来ますよ、

きちんとね。出来なきゃ勉強しなさい、修行しないさいってことです。

①より②にまつわる手直しの方が圧倒的に多いのですが、意外と

皆さん「こんなものかな」って感じであまり気にしません。

でも、指摘してあげると「確かにここはひどいわね、そういえば

ここも、あそこも…」なんて。言われてみないと気が付かないようで、

気持ちに火を着けちゃった感じです(笑)

明らかに不便でも、普段生活していると慣れてしまうんですね。

怖いです。

あの、お宅はもっとしっかりできてますからね、

変?な我慢しないで下さいね。

 

お客様も広告にあるようなポッキリ価格に騙されないで

ください、しわ寄せは職人に、そしてお客様自身に来ることを

お忘れなく。

リフォーム工事といっても一見「改良」に見えても「改悪」になってる

工事もあるんですよ。

エイジュンはもちろん、どんなお宅だって「ベスト」にします。

ほんの最近…「ちょっとやだなー」と思っている事でした。

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